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人生さそわれるうちが華

58ビョウ デ デンセンシタ オイチャン ノ アジト

 

感傷なき破壊への旅


Edit Category こっちのパンク
ブランキーのDVD 『VANISHING POINT』を観た。


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― 破壊への旅 ―って銘打ったラストツアーのドキュメンタリーフィルム。

よくある抽象的なコトバでカッコ良く賞賛もしたいんやけど、文章力が追いついていかんので率直な感想で。

観終わって最初に思ったのが、これもまぁ言っちゃぁ在り来たりなコトなんやけど、よくこの3人が10年も続いたなぁ・・・って思いやったかな。

個人的には、5thの『幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする』の時点で、この先どうなっていくんやろって思ったんよね。

正直、この細くて美しいワイヤーがとうとうブチ切れると思った。

実際にその時、確実に終幕に近付いてたっていうのは後で知ったんやけど。

そやから、この後の6thの『SKUNK』は強烈やったな。別のバンドか?って思うぐらい頭カチ割られた。あっ!ジャケットも!


あと、特に見入ったのは、達也の後ろから撮られたバックショットの映像。これこそが、監督の翁長 裕氏がこだわった定点のカメラアングルの妙やろし、これに限らず3人の卓越した演奏をじっくりと純粋に楽しめた。これは他のバンドのドキュメンタリービデオとは全く違う点やったかな。

笑ったのは、【達也】 あ~名古屋 盛り上がってな~い 【照ちゃん】 最初はいつもそうなんだよ  【達也】 照れ屋さんばっかりなんだから って件。

元来の名古屋人が言うから説得力大有りの全くの異論無し(笑)


全編通して、実際目の当たりにした最終公演の横浜アリーナに至るまでの3人の葛藤と吹っ切れが、ほんとリアルに記録されてる。

そやから、『LAST DANCE』のDVDで(前にも綴ったけど)最後の「BABY BABY」の直前のベンジーと照ちゃんとのフッとしたアイコンタクトが又違う感覚で入って来たわ。


この時に十代やった子達は、もう今は30とか、それオーバーなんやね。

その中に、影響を受けて音楽シーンで活躍してる人もいるだろうし、俺みたいに今まで聴いて来た幾多の音楽の中で重要なポジションに置いている人もいるだろうし、一過性の熱やった人もいるだろうし。

でもどんな人も、この世紀の終わりにこのバンドに巡り会えたのもこれも又、幸運な奇跡やと思う。

思えば、たまたまイカ天で長髪の達也を見て、“漢”ミーハーとして衝撃受けて、達也の新しいバンドなんやぁ!って思いも束の間、3人の音と佇まいとベンジーの声に是又衝撃受けた。


そうそう、これこれ!達也、最初そっくりさん思たもんなぁ。

ブランキー イカ天 1週目 CAT WAS DEAD


この番組の波に上手い事乗った数々の偽モンが次々に淘汰されていった中、このバンドだけ現存してて、それが10年かぁ。やっぱスゴイやね。改めて。


俺、昔から音楽業界っていうか、そのシーンの中での二番煎じが虫酸が走るほど大嫌いなんよ。美味しいエキスだけ吸収して、あわよくば二匹目のドジョウ狙う様なのが。

解りやすく言えば、ブルーハーツが出て来た時、脚光を浴びてたビートパンクとか。

只、このバンドに関してはそんな心配も全く無し。出て来りゃ出て来たで恥掻くだけやもん。

こんなにも不良で強烈な個性を持った3人、そして、極上に卓越した腕を持った3人。こんなトリオはもう出て来やへんのちゃうかな。 
 

そして最後に、昔の名古屋パンク大好き人間としては、あの名古屋の地で興ってた強烈な初期衝動を経た、ひとつ年上の世代の3人やから、やっぱカッコ悪い訳がないのよ!って結論に尽きるのであ~る!!

 
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もう、残りの余生は細胞の欲する音のみを聴いていくのです。

 
 
 
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