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人生さそわれるうちが華

58ビョウ デ デンセンシタ オイチャン ノ アジト

 

吟遊詩人の咆哮


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日本で欠かせなく好きなのがこの人

SION

sion.jpg 



既発音源は全部持ってる。


曲も勿論好きやけどこの人はそれに乗っかる詞が刺さる。

この人の世界観から生まれる詞だったり、恐れ多くも共感する詞だったり、優しさが心に刺さる詞だったり、がもう大好きで、新譜買って初めて聴く時、何かしながらバックで流したり今までしていない。何かしながらしか時間が無いのなら、時間が出来るまで聴かない。

必ず、最初の最初は歌詞カード手にして聴く。

それぐらい俺にとっては重要な事なんよね。この人の詞は。

そうやって聴くミュージシャンは、後にも先にもこの人しかいない。

すごく詞に思い入れがあるから、毎年12月の下旬になれば当たり前の様に『12月』が頭の中で鳴るし、2月になればこれも当たり前の様に『2月というだけの夜』が鳴る。他にも沢山。


何か取り上げるにも、ひとつふたつに限らすのなんて到底厳し~んやけど、そこは何とかせにゃあきませんので、まずは。



プロモでは見た事あったものの、初めて客前で唄うシオンを見て度肝を抜かされた映像を。




コンクリートリバー   in 1987年 広島平和コンサート

これは衝撃やった。まさしく鬼気迫る咆哮・・・

どんだけの楽器が掻き鳴らそうが叶うもんやない。



それと、同じく度肝を抜かされたもう1曲がこれ。

12号室



彼女は美しかった まっ白な顔をしてた
きれいな髪をしてた 声もやわらかだった
彼女の室はいつも 花の香りがした
いい香りがした ものすごくあったかかった
彼女は人もうらやむほどの ほとんどをそこでは持ってた


そこに入る訳は 8つの俺でも解っていた
今より良くなるために 必要だと解っていた
そこは動物園だった みんな変な形をしていた
仲間ですよと紹介された こんがらがって涙が出てきた
こんな変なやつらの 仲間でも友達でもないと


一週間話せなかった 誰とも話せなかった
全部嫌いになった ご飯も嫌いになった
その日もベッドの中で じっと息を殺していると
誰かが蒲団の中に 手紙をつっ込んでいった
よかったら12号室の 私の所に遊びにおいでと


彼女は微笑んでいた ベッドに体を起し
ものすごいきれいだった 泣きたいくらいきれいだった
ほんの少し話をした 本当はもっと話したかったけど
恥ずかしくてどうしようもなくて そこに来て始めて表にかけだした
表に出て彼女の前で 走ったことをすぐに悔やんだ


彼女と話したその日から ほんの少しづつだけど
誰かの問いに答えたり 誰かに話しかけれるようになった
何人かの友達もできて やっとそこの暮らしに
やっとそこの暮らしに慣れてきた 3か月目の朝突然言われた
ここにいても君の場合はなんにもならない 君も家に帰りたいだろう


みんなとは違うと言われ ここに入ってきて
そしてやっとやっとここに慣れたのに ここも違うらしい
4時間電車に乗って 元いた教室に戻った
なつかしいはずのクラスの顔、顔 みんなよその国の人に見えた
今日からまた仲間ですと 先生は俺を紹介した


彼女は美しかった 彼女は美しかった
きれいな髪をしてた 声もやわらかだった
彼女の室はいつも 花の香りがした
いい香りがした ものすごいあったかかった
彼女は全てを持ってた、白く長いはずの二本の足を除けば


彼女は美しかった   彼女は美しかった   



この人の紛れもないノンフィクション。

イントロのピアノの音が耳にへばり付いてくる世界観の中唄われるこのノンフィクションストーリー。

悲しくて痛くて切なくて。こんな歌詞はそれまで見た事無かった。唄った人も見たこと無かった。

少年の心、それを弄ぶ腑抜けの学校教育、全てを持ってたはずの彼女の正体。全てに於いて衝撃やった。

色んな思いが複雑に絡まり合ってこれはいつ聴いてもたまらん。

今でも酔うてポワンとなった時なんかに聴くと涙腺がいつも緩くなる。



最後に。

去年、娘が大阪に美容師として家を後にした時に手紙と一緒に送った詞を。



いつでもここに いるから 

帰ってきていいんだよ

そう思えば あとひとつふたつ 

できる我慢も ふえるでしょ

がんばれがんばれ



はやいようで

長いようで

これまでも

これからも


がんばれがんばれ

 
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もう、残りの余生は細胞の欲する音のみを聴いていくのです。

 
 
 
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